ロボット掃除機の使い勝手
ロボット掃除機の代名詞といえばルンバ、というくらいに知名度が高いですが、お値段の方も高いので類似品を買いました。以下比較
類似品のメリット
・安い
類似品にできないこと
・バックしないので段差、コード、絨毯など引っかかりがある場所でハマる
・バーチャルウォール装置で立入禁止エリアが作れない
・自動充電・過充電防止・ホームベース帰還機能なし(537以上の機種のみ
・指定時刻タイマー動作ができない(最上位モデルのみ
共通する問題点
・連続稼働時間やバッテリー持ちに難がある
・ダストボックスを頻繁に掃除する必要がある
・掃除効率を上げるために電源コードや家具配置に配慮する必要がある
こう書くと安さ以外に類似品の取り柄がないように思えますが、実際に使ってみると類似品に付与されていない機能がほぼ必要ないことに気づきます。電源コード類はホコリの温床になるので壁に沿わせる。電池を入れてまでバーチャルウォール装置を使うなら手動で対策を講じる。自動充電+スケジューリング動作で全自動動作させ続けるにはダストボックスが小さすぎる等。
ちなみに僕が購入したのはツカモトエイム社のAIM-RC02という商品です。比較対象のiRobot ルンバ エントリーモデル 527Jが30000円に対して6700円という驚きの安さ。 ルンバを買うならコレを5台買えよ……と言わんばかりの価格差に思わず購入してしまいました。しかし冗談ではなく、ルンバを買うならこれを5台買った方が間違いなく家は綺麗になるでしょう。
なぜなら、ロボット掃除機でカバーできる掃除範囲はあまり広くないからです。ツカモトエイムAIM-RC02の公称連続稼働時間が50分なのに対し、ルンバ527Jは60分。充電時間に差はあるものの、AIM-RC02を5台稼働させた方が明らかに動作時間が長く、掃除範囲が広がります。
また、2階建て以上のお宅で使用する際に、たびたびルンバを上階へ下階へ運ぶのは非効率的です。極論すれば、1部屋にルンバもどきを1台置けば段差や障害物回避といったインテリジェントな機能は全く必要ありません。もっとも、フィルターやバッテリーといったランニングコストは台数分かかります。が、ルンバの交換用バッテリーが10000円することを考えると、AIM-RC02を使い捨てる感覚で買い換えた方がお得だと思います。バッテリーを100円ショップの充電池やエネループ に換装できると更に延命できるでしょう。
もちろん掃除機の手がけに勝るものではありませんが、今まで使用してきたクイックルワイパー・ダスキンモップなどと比べると確実に便利です。掃除機より排気や騒音が酷くないのが良いですね。余談ですが、僕はコンセントに差すタイプのタイマーで5時間だけ充電して過充電を防いでいます。